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Channel: kenji matsuokaのニッキ
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Google I/O 2017への行き方

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イベント概要

今年のGoogle I/Oについて、イベントの日程と場所、申込み受付日が発表されました。
イベント開催は5月17〜19日(現地時間)の3日間アンフィシアターで開催されます。
申込みは日本時間2月23日 AM3:00〜27日 AM10:00。

なぜ行くのか?

I/Oに行く理由については以前GoogleI/Oの公式サイトに載っていないことに詳しく書いています。
特に他の技術者に会えるというのが一番大きなポイント。
I/Oのセッションって、YouTubeで見られるよね? と言われればその通りなんですがやはり実際に行かないと得られないものも多いです。

どんなイベントなのか?

イベントでどんなことが発表されたかについてはニュース記事などに纏められていますが、実際に言ってどういう経験をするのかについては、なかなか知ることが出来ません。
私がまだI/Oに参加したことがなかった時、他の参加者の情報がほとんど存在せず、唯一天使やカイザーと呼ばれて を幾度も繰り返し読んで迷っていました。
そのため、私もできるだけイベントに行ったときのことを残すようにしています。
去年の渡航記はこちら


今年のイベントについて

2月23日から申し込み開始ということで、今年は珍しく早めに申込みが開始されそうです。
特に日本から行く場合、当確がわかってから、キャンセル不可の格安航空券を早めに確保出来ると旅費が安くなるので、当確が早めにわかるならうれしいです。

申し込み詳細についてはまだ発表されていませんが、スケジュールを見る限り今年も抽選方式になりそう。
詳しい情報については今後も追っていきたいと思っています。

イベント会場は今年もアンフィシアターで3日間。
去年の経験から言うと、熱くて寒いです。 湿度が低いので日差しが照ると照りつけて暑いけれど、日陰では風が冷たい(日がある)。
温暖差が激しいので調整できる服を着ていくことが大切ですが、日本と違って湿度がとても低いので多少厚着しても蒸れて暑いということはなく、長袖や帽子は風から寒さを守るにも日差しから暑さを守るにも役立ちました。

あと、私が泊まったホテルの周囲にもI/O会場の周囲にも店が皆無で、生活必需品は現地で買えばいいやん と思っていたらまるで手に入りませんでした。
Aloft santa clalaには歯ブラシがなく、歯ブラシが売っている店も近くにはなかったのでタオルで歯を磨いていました。

今年初めて参加しようとしている人、参加を迷っている人へ

GoogleI/Oは助け合いのコミュニティが強く、日本人のコミュニティもあります。
最もオープンなのは、Google I/O GDG Japanで、I/Oへの参加有無を問わずコミュニティに参加することが出来ます。
参加について迷っていることの相談や、旅程についてのアドバイスや、後述するルームシェアについてなどの情報もやり取りされるので、是非入ってください。

これから起きること

例年通りだと、次のような流れになります。
2月23日から申し込み開始。
例年は申し込みフォームは英語です。最近Googleは日本語訳を強化しているので、日本語に訳されている可能性もゼロではないです。
日本語訳が出てこなかったらこのサイトで訳を掲載するかもしれません。(確約できませんが・・・)

一週間程度で当確発表。
ここで当選した人の中でコミュニティーのフォローが欲しい人はGoogle I/O GDG Japanに参加できることを記載するか、個別にメッセージを下さい。

落ちた場合→敗者復活戦が行われる場合があります。

受かった場合

できるだけ早めにホテルと航空券を確保します。
特にホテルについてはマウンテンビューは宿泊施設の数が限られている上に、交通機関があまり発達していないため利便性の良い宿泊施設は少なく、激しい争奪戦になります。

航空券についても、サービスの良い成田−サンフランシスコ間を飛ぶANA運行便、羽田−サンフランシスコ間を飛ぶJAL運航便はどちらも格安チケットが売り切れるのが早いので、早めに確保しておいたほうが良いです。
ホテルや航空会社の選び方については後述します。

2月10日時点でやるべきこと。

申込みが2週間後、当確がわかるのはその後なので、具体的に今動けることは少ないですが、次の点を確認しておくといいです。
申込時にクレジットカードが必要になる可能性があるので、クレジットカードの有効期限を確認。現地で使うことを考えてVISAのカードが有るといいです。

当選すると、ホテル・航空券確保競争が始まるので、予め航空券と泊まるホテルに目星をつけておくと迷わなくていいと思います。
全てのホテルが埋まるということはないと思いますが、価格が安くて交通の便がいいホテルは早い段階で売り切れてしまう恐れがあります。
航空券を取る時にパスポートの番号が必要だったりするのでこの時までにパスポートも取っておいたほうが良いです。

ホテルについて


マウンテンビュー付近については大型のホテルが少なく、しかも価格が高騰気味です。
サンフランシスコから離れることで状況は改善するかと思っていたのですが、残念ながら逆にサンフランシスコのホテル代が安くなっていて価格的メリットは逆転しつつあります。
更に問題は、一昨年までのモスコーニセンターと違ってI/O会場から徒歩圏内に宿泊施設がほぼありません。
また会場自体公共交通機関が接続しておらず、Uberやレンタカーなどを使って自分で移動手段を確保するのでなければ、Googleの用意するシャトルバス頼みになります。
シャトルバスがどこを運行するかについてはまだ情報が出ていませんが、参考までに去年の情報をシェアします。

なお、去年はサンフランシスコ市街地からもシャトルバスが出たそうですが、渋滞に阻まれ時間的に厳しいものがあったそうなので、素直にマウンテンビュー付近のホテルを取ることをおすすめします。
agodaやExpediaであれば日本からも宿を取りやすいです。

ホテルについては、複数人でルームシェアすることで価格を下げられる場合があります。
アメリカのホテルは宿泊客の上限が決まっていてその範囲なら何人泊まっても同料金とか、ベッド代を追加するだけで泊まれたりするので宿泊費を劇的に下げることが出来ます。
まともなホテルに一人で泊まろうとすると10万円近い金額になるので、仮に二人でシェアすれば5万円、3人でシェアすれば7万円近く旅費が浮きます。
このあたりのルームシェア相手についても上記のSNSなどで情報交換されるので、チェックしておくことをおすすめします。

私は去年初めて一人部屋を取りました。価格的にはきつかったですが、時差ボケで寝付けない時には仕事に打ち込めるなどやはり気楽さは感じました。
去年取ったホテルはaloft santa clala。ホテルは綺麗だったのですが、風呂はガラス張りで玄関から見えるし、その前にあるトイレは扉すらない(一応寝室からは壁があるが)状態でルームシェアしていたらかなり気まずかっただろうと思います。

飛行機について


飛行機については、自分が住んでいる地域によっても変わりますが、日本からサンフランシスコへの直行便が飛んでいるのは羽田・成田・関空の3空港。また、成田からはサンノゼへの直行便も飛んでいます。
海外の経由地も込にすると選択肢は更に広がります。
ロサンゼルス経由は本数も多く取りやすくなりますし、アジア経由の場合は価格も安いです。

飛行機については、ビジネスやファーストを取れる人は、(私は無理です)ともかく
エコノミーの場合、最短でも9時間近いフライトになるのでどの航空会社のどの機体に乗るかが意外と重要だったりします。

Google Flightを元にした航空会社のサービス一覧は次の通り
凡例
HND:羽田空港
KIX:関西国際空港
NRT:成田
SFO:サンフランシスコ空港
SJC:サンノゼ空港
B777:おっきい飛行機
B747:すごくおっきい飛行機 古い
B787:ちゅうくらい飛行機 新しい
A350:ちゅうくらい飛行機 新しい
会社と機体シート電源USB給電WiFiシートスクリーンシートピッチ
全日空 B777(NRT-SFO)86cm
全日空 B787(NRT-SJC)-81cm
日本航空 B777(HND-SFO)86cm
United B747 (NRT-SFO)--79cm
United B787 (KIX or HND-SFO)81cm
アシアナ B777 (ソウル-SFO)-84cm
エバー航空 B777(台北-SFO)79cm
チャイナエアライン A350(台北-SFO)81cm
エアチャイナ B747 (北京-SFO)-81cm
大韓航空 B747(ソウル-SFO)-84cm
シンガポール航空 B777(香港-SFO)-81cm
※サービスの詳細については変わることが有ります。最終的には航空会社に確認してください。

Unitedの747についてはタブレットやスマートフォンを持参すると映像配信が行われるそうです。

飛行機についてはやはり設計が新しいB787やA350が揺れにくいようです。代わりに大型のB777はシートが広めに取られる傾向にあるみたい。
B747については、この中で唯一の4発エンジンということもあって騒音面ではかなり不利。設計が古い分よく揺れるので、そういうのが苦手な人はおすすめしないです。

なお、殆どの航空会社が格安チケットはキャンセル不可ですが、United航空に関しては条件付きながら、2万円程度の手数料を引かれて別の航空券の購入チケットに割り当てられたり、同行者の死亡時や本人が病気になったときはキャンセルが可能な場合があるなど幅広くキャンセルが認められています。(詳しいキャンセルポリシーについてはUnited航空に直接お問い合わせください)
United航空とANAは相互にコードシェアしているので、United航空でANA便を予約する事もできます。
注意点として、去年はUnitedのサイトでANA便を予約したのですが、座席指定や事前チェックインができないなどの制約もありました。

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