moto360を購入して1ヶ月ほど使ってみたのでレビューしたいと思います。
現状で言うと、外出時はほぼ毎日これを付けて生活してます。
なによりその特徴は目新しい丸型ディスプレイにあるのですが、使ってみてその印象は大きく変わりました。
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また、長く使う中で使う側の意識も変わってきました。
大きく変わった点として、アプリのランチャーが使いやすくなりました。
Android Wearの最初版はユーザーに操作させないというのを大前提にアプリの起動がかなり難しく、やろうと思えばできるけれど、絶対やろうと思わないように設計されていました。
操作は受動的にやるか音声コマンドでやるものという割り切りによるデザインだったように思うのですが、実際にはWearの可能性を削ぐものであったように思います。
私もTethering FireというWear上からスマートフォンのテザリングをON/OFF出来るアプリを作っていたのですが、ランチャーがあまりに使いものにならないためNotificationを発行してランチャー代わりに使わせるという変則技を使っていました。
ちゃんとしたランチャーが用意されたことでこういう裏道を通らずに良くなりそうです。
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受動的な操作が基本なのは変わらないものの、テザリングのオンオフや携帯電話の着信音を鳴らしたいときなど能動的に操作したい場合もあるわけで、それが使いやすくなったのは嬉しいです。
次にambient modeというアプリを起動したままにできるモードが追加されました。
これによりアプリを起動したままにしておくというステートフルな使い方ができるようになりウェアラブルの可能性が上がったように思います。
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あと、Notificationが出すぎる件については長く使っていて気にならなくなりました。
嫌なNotificationはWear上でブラックリストに載せることが出来るようになったので、使っているうちに自然と必要なNotificationだけに厳選されていきます。
それよりも今入れたばかりのアプリに対してWear側で設定すること無くいきなり通知が飛ぶ便利さの方が上回っているように思います。
これらのことがあって、実は去年の終わりくらいから完全にAndroid Wearの移行していてSONY SmartWatch2はほとんど持ち運ばない事が増えています。
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背面は充電のためにプラスチック製なのですが、質感高い鏡面加工が施されており触り心地もそれほどプラスチックであることを意識させません。
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液晶の縁は角が削られていてガラスが飛び出したような形になっています。このおかげでベゼルレスのような印象を与え液晶っぽさを感じさせません。
サイドボタンもプラスチックまるだしなGearLiveや押し心地が悪いSmartWatch2と違って金属のボタンが金色のパーツで縁取られていてオシャレ感高く、押し心地もポチポチといい感じ。
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正直ウェアラブルに関してはそれほど質感は必要ないと思っていました。
最低限な質感さえあれば、どうせ年月の進化で直ぐに陳腐化するのだから、高級な前世代機より廉価な新世代機の方を人々は好むだろうと、
ただ、moto360に変えたことで、想像以上に質感って満足度に繋がると感じました。
なによりmoto360はこの質感でありながら価格は他のAndroid Wear端末と大差なくほぼ無料で質感がついてくる状態。
これは素晴らしいです。
台に置かれたmoto360はそのまま置き時計モードに移行して画面の向きが回転し現在時刻を表示し続けてくれます。
もともとウェアラブルはバッテリーの容量が少ないこともあって充電速度もかなり早いです。
充電方式はqiなので専用の充電器がなくてもqi充電器で充電することも可能です。
micro USBほど一般的ではないものの他で使い回しが効かないGear Liveの充電台にくらべたら圧倒的に使いやすい。
これはAndroid Wearのデザイン思考に由来するものもあるのですが、文字を読ませないという前提に作られたデザインの場合、丸型ディスプレイの方が面積あたりの識別性が高い。
逆に言うとメール本文などの文字を読ませるデザインにおいてはデッドスペースが多く角型ディスプレイの方が見やすい。
ただ、Android Wearを使っていて長文を読むことと、画面をちら見することどっちが多いかというと圧倒的に後者であってmoto360になって見やすくなったなーと感じることのほうが多いです。
あと、Android Wearでは縦横のフリック操作をよく使うのですが、これも丸型だと画面サイズに対して最大限にフリックできるので使いやすい。
ひごろ腕時計をつけていない人や苦手な人にとってはかなり気になる重さだと思います。
バージョンアップ前の5.0.0の時は十分1日持っていたのでまたバージョンアップで改善されることに期待です。
なんせ第一世代、ノウハウもフィードバックもなしに作られた端末ですので、それらのフィードバックを受けた第二世代は大きく進化することが予想されます。
その御蔭で凄く安く買えるというのはあるんですが、新しいものがいい人にとって今が買い時ではないのは確かだと思います。
現状でAndroidWearを買おうと思ったらこれが一番かっこよくそれでいて価格も安い。
丸型ディスプレイは他にもでていますが質感含めてmoto360ほどカッコイイのはまだ出てきていません。
現時点では一番オススメのAndroidWear端末です。
ただし、現在のAndroid Wearは便利だけれどまだ未完成品です。
新型が出たら一気に陳腐化する可能性が高いことは間違いないです。
現状で言うと、外出時はほぼ毎日これを付けて生活してます。
moto360について
moto360はAndroidWearの第一世代としてLGやサムソンと並んで発表された端末です。なによりその特徴は目新しい丸型ディスプレイにあるのですが、使ってみてその印象は大きく変わりました。

Android Wear自体の変化
ソフトウェア自体は画面が丸い以外Gear Liveと変わらないのですが以前にGear Liveのレビューをした時に比べてAndroidWear自体も大きく変わっています。また、長く使う中で使う側の意識も変わってきました。
大きく変わった点として、アプリのランチャーが使いやすくなりました。
Android Wearの最初版はユーザーに操作させないというのを大前提にアプリの起動がかなり難しく、やろうと思えばできるけれど、絶対やろうと思わないように設計されていました。
操作は受動的にやるか音声コマンドでやるものという割り切りによるデザインだったように思うのですが、実際にはWearの可能性を削ぐものであったように思います。
私もTethering FireというWear上からスマートフォンのテザリングをON/OFF出来るアプリを作っていたのですが、ランチャーがあまりに使いものにならないためNotificationを発行してランチャー代わりに使わせるという変則技を使っていました。
ちゃんとしたランチャーが用意されたことでこういう裏道を通らずに良くなりそうです。

受動的な操作が基本なのは変わらないものの、テザリングのオンオフや携帯電話の着信音を鳴らしたいときなど能動的に操作したい場合もあるわけで、それが使いやすくなったのは嬉しいです。
次にambient modeというアプリを起動したままにできるモードが追加されました。
これによりアプリを起動したままにしておくというステートフルな使い方ができるようになりウェアラブルの可能性が上がったように思います。

あと、Notificationが出すぎる件については長く使っていて気にならなくなりました。
嫌なNotificationはWear上でブラックリストに載せることが出来るようになったので、使っているうちに自然と必要なNotificationだけに厳選されていきます。
それよりも今入れたばかりのアプリに対してWear側で設定すること無くいきなり通知が飛ぶ便利さの方が上回っているように思います。
これらのことがあって、実は去年の終わりくらいから完全にAndroid Wearの移行していてSONY SmartWatch2はほとんど持ち運ばない事が増えています。
moto360の良いところ
質感の高さ
それを踏まえて、さらにmoto360についてボディはサイドボタン以外完全な円形です。厚みはあるもののベゼルは細く鏡面加工してあることも有り質感がとても高いです。
背面は充電のためにプラスチック製なのですが、質感高い鏡面加工が施されており触り心地もそれほどプラスチックであることを意識させません。

液晶の縁は角が削られていてガラスが飛び出したような形になっています。このおかげでベゼルレスのような印象を与え液晶っぽさを感じさせません。
サイドボタンもプラスチックまるだしなGearLiveや押し心地が悪いSmartWatch2と違って金属のボタンが金色のパーツで縁取られていてオシャレ感高く、押し心地もポチポチといい感じ。

正直ウェアラブルに関してはそれほど質感は必要ないと思っていました。
最低限な質感さえあれば、どうせ年月の進化で直ぐに陳腐化するのだから、高級な前世代機より廉価な新世代機の方を人々は好むだろうと、
ただ、moto360に変えたことで、想像以上に質感って満足度に繋がると感じました。
なによりmoto360はこの質感でありながら価格は他のAndroid Wear端末と大差なくほぼ無料で質感がついてくる状態。
これは素晴らしいです。
充電がしやすい
充電は専用の無接点充電台が付属していて、帰ったらそこに置くだけ。充電台は専用品だけあって収まりもよく充電に失敗することも有りません。台に置かれたmoto360はそのまま置き時計モードに移行して画面の向きが回転し現在時刻を表示し続けてくれます。
もともとウェアラブルはバッテリーの容量が少ないこともあって充電速度もかなり早いです。
充電方式はqiなので専用の充電器がなくてもqi充電器で充電することも可能です。
micro USBほど一般的ではないものの他で使い回しが効かないGear Liveの充電台にくらべたら圧倒的に使いやすい。
円形ディスプレイが使いやすい
円形ディスプレイっておしゃれなだけで情報密度が下がって使いづらいんじゃ・・・ と思っていたのですが実際に使ってみるとむしろ便利。これはAndroid Wearのデザイン思考に由来するものもあるのですが、文字を読ませないという前提に作られたデザインの場合、丸型ディスプレイの方が面積あたりの識別性が高い。
逆に言うとメール本文などの文字を読ませるデザインにおいてはデッドスペースが多く角型ディスプレイの方が見やすい。
ただ、Android Wearを使っていて長文を読むことと、画面をちら見することどっちが多いかというと圧倒的に後者であってmoto360になって見やすくなったなーと感じることのほうが多いです。
あと、Android Wearでは縦横のフリック操作をよく使うのですが、これも丸型だと画面サイズに対して最大限にフリックできるので使いやすい。
ここがダメ
とべた褒め状態のmoto360で、実際に今はウェアラブル端末はmoto360に一本化しているのですが、幾つかダメな部分もあります。重たい
メタルのベルトにしたこともあるのですが、SmartWatch2の48gに対してmoto360は121gと2倍以上重たく、実際に付けているとずっしりと重さを感じます。ひごろ腕時計をつけていない人や苦手な人にとってはかなり気になる重さだと思います。
電池が持たない
バッテリーの少なさもあるのですがAndroid5.1.1にバージョンアップして実用できないほど電池減りが激しくなっています。バージョンアップ前の5.0.0の時は十分1日持っていたのでまたバージョンアップで改善されることに期待です。
そろそろモデルチェンジの足音が
登場から1年たってそろそろ新型が出そうです。なんせ第一世代、ノウハウもフィードバックもなしに作られた端末ですので、それらのフィードバックを受けた第二世代は大きく進化することが予想されます。
その御蔭で凄く安く買えるというのはあるんですが、新しいものがいい人にとって今が買い時ではないのは確かだと思います。
おすすめ度
現時点でのおすすめ度は70%(かなりの人におすすめ - 条件付き)現状でAndroidWearを買おうと思ったらこれが一番かっこよくそれでいて価格も安い。
丸型ディスプレイは他にもでていますが質感含めてmoto360ほどカッコイイのはまだ出てきていません。
現時点では一番オススメのAndroidWear端末です。
ただし、現在のAndroid Wearは便利だけれどまだ未完成品です。
新型が出たら一気に陳腐化する可能性が高いことは間違いないです。