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Channel: kenji matsuokaのニッキ
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GoogleI/O 2015 で何が発表されるか大胆予想

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GoogleI/Oまで残り一週間となりました。

Android Lを始めAutoやマテリアルデザインなど怒涛の発表となった去年に対して今年は何が出てくるのでしょうか?

Android M 5.2

2013年にはAndroidを縮小するかのように見えたGoogleI/Oですが、2014年には一転して全面にAndroidを押し出してきました。
iOSを含めたモバイルファーストの考えはもはや不可逆のものに見えるので、今年もMobile関連の発表が主体になるのは容易に想像がつきます。

Android Lの登場が意外と遅かったこともありまだ一般にはAndroid5.0対応端末も少ない状態ではありますが、しかしそろそろ次のバージョンが出てきそうな雰囲気はあります。
去年同様に開発者プレビューという可能性もたかいです。
バージョン番号については今までのAndroidの流れからすると噂で言われているような6.0ではなく5.2になると思われます。
登場可能性 95%

新しいNexus端末

これに関してはI/Oでは発表されずに、秋ごろのAndroid M正式版と同時登場の方が可能性が高い気がします。
一方で、現状唯一となっているNexusスマートフォンであるNexus6は携帯というよりファブレット扱いですし、神機というのにふさわしかったNexus5やNexus7に比べてNexus6やNexus9のインパクトは高くありません。
普段使いのために4〜5インチのNexus端末のニーズは高いはず。
Huawei製の廉価なNexusが今年中に出るという噂もありますがどちらにせよI/Oで発表される雰囲気はまだ余り感じられません。
登場可能性 30%

新しいGoogle Play Services

最近ではAndroidの新機能はGoogle Play Servicesからやってきています。
実際のところ遅々としてバージョンアップしないキャリア端末を考えるとGoogle Play Servicesをウォッチしたほうが使える機能がてんこ盛りだったりします。
登場可能性 90%

新しいAndroid Studio

Android Studioは正式版が登場してからも地道にバージョンアップが進んでいますが1.0からの進化の速度はかなりゆっくりとしたものになっていてそろそろ大幅なバージョンアップがあるのではないかと予想されています。
もしかしてGoogleDriveと連携してリアルタイムに同期したペアプロが出来る みたいな話にならないでしょうか。そうなってくれるとかなりワクワクしますね

また、テスト関連が強化される見込みです。
登場可能性 100%

新しいAndroid Wear

Apple Watchに話題でさらわれていますが、現状で実用に使えるのはWearの方でしょう。
こちらも登場当初では色々課題があったのがボチボチと改善されてきていて面白いプラットフォームに育ちつつあります。
プラットフォームとしてのバージョンアップが発表される可能性はかなり高く、新型moto360のようなハードウェアの発表も期待がかかります。
登場可能性70%

IoT向けのフットプリントが小さなAndroid

ラズペリーパイのようなチープなハードで動くAndroidが登場する可能性はかなり高いと思います。
ただし、このバージョンが本家のAndroidに対してどのような扱いになるかは不明でNexusQのような実験機としての扱いで登場しそのままメンテされずに消えていくという流れがわりと濃厚に感じます。
スマートフォンと連動する照明のようなハードウェアが発表される可能性もあります。
登場可能性65%

新しいGCM

より扱いやすく、より双方向性が高いものになると思われます。
登場可能性100%

新しいChromeBook

Pixelの新型が登場してなかなかに面白いスペックを備えているのですが、よりチープなリファレンス機が登場する可能性があります。
ARMを内蔵して$200〜$300程度のより親しみやすいChromeBookが発表される可能性はあると思います。
登場可能性60%

Google Glass 1.0

世間一般には失敗プロジェクトと言われているようですが、GoogleにとってGlassが一般的に成功しない状態であることは登場時から既に見抜いていた感があります。
だからこそ開発者プレビューという冠を外すこと無くクローズしたのではないでしょうか

とすれば、次はより安価で一般的な端末として出直してくる可能性はるように思います。
AndroidWearと統合してフットプリントが小さなAndroidが搭載されるのではないかと考えています。
登場可能性30%

Project-fiの続報

Googleが行うMVNOであるProject-fiについての続報が行われる可能性が高いです。
こちらについてはI/Oのタイミングで正式にサービスがローンチするか限定的なローンチが行われる可能性があり、もしかしたら参加者全員にSIMが渡される可能性があります。
登場可能性90%

モバイルファーストの流れを受けて今年もAndroidがメインとなりつつ、バックグラウンドの発表がそれにちょっと足されるという感じになると予想しています。
また、明確にスマートフォンの次を模索しているように見えます。
この発表の内容がどうであったかの振り返りは日本時間で金曜日の9時から10時頃と
12:30〜1:30頃に現地からHangout on Airで中継しようと思っています。


KeyNoteを日本語訳で見たい人はGoogle I/O Extendedをお薦めします。
こちらは深夜のイベントですがどこよりも早く同時翻訳付きでGoogleI/Oの発表内容の概要を見ることが出来ます。 この内容は録画されず配信もされないためI/OExtendedへの参加者のみが見られるようになる予定です。

参加無料ですが事前の参加登録が必要です。
参加登録はこちら

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